梅雨の季節がやってくると、予想外の雨や豪雨に見舞われることが多くなります。特に高速道路を運転する際には、雨天時の事故リスクが大幅に増加します。首都高速のデータによると、雨天時の死亡事故は晴天時の4倍、施設接触事故は7倍に増えるとのことです。阪神高速でも、直線での事故率は5倍、カーブではなんと21倍に跳ね上がるそうです。
私自身は普段、一般道路で通勤していますが、高速道路を利用することもあります。急な豪雨でワイパーを全開にすることもありますが、そんな時こそ安全運転が求められます。そこで、雨の日の高速道路で気を付けるべき3箇条をご紹介します。
1.速度を控える
雨の日は路面が滑りやすくなり、制動距離が長くなります。晴天時よりもスピードを落として運転し、前方車両との車間距離をしっかり確保しましょう。
2.タイヤの状態をチェックする
タイヤの溝がしっかり残っているか、定期的に確認することが大切です。溝が浅いと、水はけが悪くなり、ハイドロプレーニング現象(タイヤが水の上を滑る状態)を引き起こしやすくなります。
3.ワイパーの点検を行う
視界確保のため、ワイパーのゴムが劣化していないかチェックしましょう。雨の日に視界が悪くなると、事故のリスクが高まります。定期的にワイパーを交換することで、常にクリアな視界を保つことができます。
雨の日は特に注意が必要ですが、日頃からの点検や準備も重要です。安全運転を心掛け、気を付けて運転しましょう!